登録販売者の面接対策について | アポプラス登販ナビダイレクト

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面接前に準備するポイント

面接は、当日の受け答えや態度だけが採用結果につながるのではありません。面接前にどれだけ準備ができているかで、結果にも大きな差が出てきます。それでは、面接前にやるべき準備についてご紹介しましょう。

希望の勤務先や店舗、企業を調べておく

面接を受ける前には、必ず希望する求人票はもちろん、勤務先や企業、業界のことを調べておきましょう。求人票の記載情報だけでなく、ウェブサイトなども確認しておいて、わからないことや詳しく知りたい点があれば面接で質問できるようにまとめておきます。また、登録販売者として勤務することになる店舗が事前にわかっているようであれば、できるだけ実際の店舗に足を運んで、自分の目で職場の雰囲気や一緒に働く仲間を確かめておくことも大切です。実際に店舗やサイトを見て気づいた感想や質問事項は、採用担当者にも好印象になることが多いです。ぜひ自分で調べてみましょう。


質問を想定し事前に答えを準備しておく

面接では、よく聞かれる質問項目がいくつかあります。事前に想定される質問を考え、しっかりと答えをまとめ用意しておきましょう。以下に、面接でよく聞かれる質問と、その対策についてご紹介します。

自己紹介について

自己紹介をしている間、面接官は回答の中身だけではなく、それを話しているあなたの第一印象、表情や言葉遣いなどから、コミュニケーション能力等も見極めようとしています。第一問目に聞かれることが多く、面接開始まもなくで、緊張している方も多いと思います。焦らず、まずは氏名を名乗り、職務経験や性格、自分の強みなどを1分程度にまとめて簡潔に回答できるよう、準備しておきましょう。

退職理由について

面接官は、あなたの退職理由から組織適応力、ストレス耐性、キャリアプランなどをチェックします。そのため、ネガティブや愚痴と受け止められる表現は避けるようにしましょう。転職の理由には何らかの不満要素がある場合もありますが、可能な限りポジティブな表現でお伝えしましょう。

【例】:『給与が低い。→やった分だけ報われるところで一生懸命頑張りたい。』
    『残業が多い。→今後はプライベートと仕事の両立をしながら1社で安心して長く働いていきたい。』
    『周りのレベルが低い→レベルの高いところで、スキルアップしたい。』

など同じことでもポジティブに「言い換える」ことで、ポジティブな印象を持ってもらえます。

志望理由について

志望理由は、あまりに一般的な回答だと他の応募者と変わらず、面接官に良い印象を与えることができません。良い例として、「以前、日曜日の休日に突然、頭痛がひどくなり、貴店に伺い、頭痛薬の置いてある棚を聞くと、親切にその場所まで優しく寄り添い案内をして下さりました。また薬の説明や日曜日でも診察している病院をご紹介いただくなど、本当にお世話になったので、そうした方と一緒に働きたい。また自分もそうなりたいと強く思いました。」など、さりげなく相手を持ち上げる内容を含んだエピソードトークを織り込めば、面接官へのアピールになります。また、退職理由と志望理由が一貫している事も重要です。

自分の長所と短所について

長所・短所は誰しも必ず持っているものです。そのためどちらも正直に話しましょう。また面接官がチェックするポイントは、長所はこの職場でもより良い結果を出せそうか。短所は、今後担う業務や職場で支障が出ないかを判断します。
長所を話す時は、その長所が良い成果につながったエピソードを織り交ぜましょう。また短所の場合は、「ありません」と答えるのは、実は減点ポイントとなります。なぜなら、自己分析さえできていない人と判断されてしまうからです。短所を語るときには「協調性がない」などというのではなく、「自分からなんでも行動してしまうので、行動する前後でホウレンソウを心掛け情報共有や確認をするようにしています。」などと、自らの短所を改善すべく取り組んでいることをアピールしましょう。

業績のアピールについて

転職者の場合、これまでやってきた業務の内容や得意な業務を聞かれることが多いです。登録販売者としての接客での成功事例、販売成功事例、管理職としての売上結果、表彰経験などがあればアピールしましょう。バイヤーや人事、店舗の開発・新規開店に携わった経験なども、プラスのポイントになります。回答するときには、必ず「何を・どのように・どう工夫して」成し遂げたのかを具体的かつ簡潔に話すことで、単なる自慢話という印象を避けることができます。また「接客方法を工夫したことで、売上が前年比で2倍になった」など、実績値を数字で話すことができるとより好印象になります。

今後のキャリアプランについて

正社員の面接では、会社の経営方針や理念を理解しているか、また自分の将来を考えているかという点も重要なチェックポイントとなります。そのため、会社のウェブサイトや代表者インタビューなどから、応募した企業の今後の戦略・経営方針を探り、企業が進もうとしている方向と自分の将来の目標とが一致して話すことができるとポイントが高くなります。また、入社後、具体的にどのような仕事に取り組んでいきたいかを話すことも効果的です。

逆質問について

面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれることがあります。実はこの逆質問に対する回答で意欲の高さをアピールできるため、「ありません」と答えるのはダブーです。必ず事前にいくつかの回答を準備しておくようにしましょう。ただし、給料や残業などについての質問は、逆に仕事への意欲がないのではないかと思われる可能性があるので、面接の場で質問するのを避けましょう。もしくは、質問の仕方を工夫しましょう。給料についての場合、「人事制度や昇級制度はどういったものですか」や残業についての場合「店舗の方は、みなさん定時に帰られることが多いですか」など直接的に表現を避け、聞くようにしましょう。

面接日の身だしなみで注意すべきポイント

面接は、第一印象で決まるといわれています。面接官に好印象を与えるためには、身だしなみがとても大切です。清潔感のある服装や、髪・爪の手入れ、笑顔も忘れずに、面接に臨むようにしましょう。
また、言葉遣いや面接に挑む態度や姿勢も面接官はチェックしていますので、気を抜かないようご注意ください。

好印象を与える身だしなみ

< 服装 >
男女ともに黒やグレー、濃紺などのシンプルなスーツが基本です。また、足下はスーツに合わせた革靴やパンプスなどで、かかとのすり減りなどがない物を選び、しっかり磨いておきましょう。アクセサリーは控えましょう。

< 化粧 >
女性の場合はナチュラルメイクが基本です。また男女ともに、においのきつい整髪料や香水の使用は避けましょう。

< 髪型 >
派手な髪型やカラーリングは避け、長い髪は束ね、顔に髪がかからないようにしましょう。男女ともに目を覆うほどの長さの前髪は、暗い印象を与えるので注意が必要です。

< 爪 >
長い、汚い爪はマイナスポイントです。派手なマニキュアやネイルアートも避けましょう。

< 笑顔 >
登録販売者の業務では、接客で笑顔は欠かせません。緊張しているかもしれませんが、リラックスして、引きつった顔をせず、笑顔を心がけましょう。

まとめ

事前に面接の準備をしておくことで、心のゆとりができ、面接もあたふたせず楽に望むことができます。1問ぐらい失敗しても大丈夫です。笑顔で落ち着いて質問を聞き、回答するようにしましょう。